ヒロシマ、モナムール、再び
先日、このブログでもふれたアラン・レネに関わるニュースが
今朝(6/11)の朝日新聞で報じられていた。アラン・レネの映画
「二十四時間の情事(ヒロシマ、モナムール)」の主演女優が
映画制作時に、広島で撮影したスナップ500枚が最近、彼女の
トランクから出てきたということで、その展示やカタログの出版
が予定されているという。
スナップのうちの何点かは誌面に掲載されている。敗戦後の
地方都市・広島、バラックの風景と人々の暮らしが写されている
が、どこかしら明るさが感じられる。
撮影したのは主演女優だが、スタッフの撮ったものも少し混じ
っている。発見の場に立ち会った港千尋氏は、スナップは50年代
風の正統的スタイルで、ドアノーくらいのレベルに達している
プロフェッショナルなものだとコメントしている。予定されて
いる本の題名は、映画の台詞からの引用で、「君はヒロシマで
何も見なかった」となるらしい。カッコいいな。
それらの画像は、スケジュールの都合で現場入りが遅れた
共演者、岡田英次が到着するまでの時間に撮影されたものだ。
この制作サイドのストーリーと写真をつないで「もうひとつ
のヒロシマ、モナムール」のような映像にまとめるのも面白い
と思うのだが。そこに女優のインタビューを重ねるのもいい。
NHKあたりで番組にでもしてくれたら、と思う。
女優は、エマニュエル・リヴァ(1927- )。最初の主演
作であるこの映画が代表作になったとインタビューで語って
いる。原作はマルグリット・デュラス、映画では、ヒロイン
の役名はなく、elle(彼女)となっている。
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